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-----[標高] 1793 メートル
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[標準コースタイム]
三つ峠入口-(1:30)-御坂峠-(0:50)-黒岳-(1:00)-新道峠-(1:20)-大石峠-(1:00)-車道-(1:00?)-河口湖自然生活館 計6:40
(*大石峠から車道に下り、その後の自然生活館までの徒歩時間を1時間としました)
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[実際の時刻]
三つ峠入口(8:45)-御坂峠(10:00)-黒岳(10:45)-(食事休憩30分)-すずらん峠(11:35)-新道峠(12:15)-中藤山(12:40)-大石峠(13:35)-車道(14:30)-河口湖自然生活館(15:30)
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河口湖駅発甲府行きのバスに乗り、三つ峠入口下車
(別の路線には三つ峠登山口というのもあるので注意)
坂道の少し上にトンネルがあり、その入口近くに御坂峠への案内標識が見えています。
ほんの少しの間、沢の流れに沿って林道らしき道を登ります。
あまり歩かれていないのか、道の上にも草が生えています。
幅の狭い登山道も併行しているので、すぐそちらに変更。
植林がちで眺めも無い道を登ってゆくと、広葉樹が増えて明るくなってきました。
写真は30分くらい登ったところ。
こちらは1時間くらい登ったところで、気分のいい緑の斜面が展開しています。
時々周囲の稜線が見え、三つ峠山も樹間から見えるようになって御坂峠に到着。
小屋は閉まったままで使われていないようです。
御坂城跡の説明書きがありますが、文字は消えかかっています。
黒岳へは小屋のすぐ右側を登ります。
すぐ裏手には社があります。
5分くらい歩くとブナの大木が幾つか目を引くようになってきました。
これから見ごたえのあるブナが増えてくるかと思うとそうでもなくて、このへんだけのようです。
傾斜の急なところも多少ありますが、登山道としては安全な道です。
特に大木が目立つわけでもなく、ブナ・ミズナラなどの美林が続き、ここから黒岳山頂までが最も楽しく歩けたところでした。
梅雨が明けたばかりで緑が新鮮だったこともあり、足元にある草花がとても可愛らしく見えていました。
花が多いというよりも、すぐ近くに緑のマルやホシ、ハートなどいろいろな模様が敷きつめられて、快く迎えられているような気分にしてくれます・・・・笹の葉が高く覆っているようなところも無いし。
木々の葉も似たような雰囲気があります。
山頂に近づくと傾斜が緩やかになり、すぐ手前で釈迦が岳への道を右に分けています。
山頂らしくない山頂に到着・・・・まわりを木に囲まれて眺めは全く無し。
ほかに登山者も無し。
日光キスゲ(?)も僅かに咲いています。
花のことは詳しくないので、正確には日光キスゲなのかどうか不明!・・・・この後も出てくるので、とりあえずこれを「日光キスゲ」と呼ぶことにします。
アゲハ蝶が1点に長く止まり、ポーズしてくれました。
南に200メートル行くと好展望が得られるとの案内があり、行ってみました。
富士山は雲に隠れていますが、上空にはさわやかな雲が浮かんでいます。
これから行く方向(節刀が岳方面)
・・・・雲は1日中くっついて離れませんでした。
下り始めはやや急降下が続きます。この付近では集中して登山者のグループとすれ違いました。
破風山(黒岳山頂から30分くらい)を通過する頃になると、時々南側斜面に出る踏み跡が目に付きます。
冬には富士の眺めがいいでしょうが、今は葉が多いので殆ど隠されています。
「お!ここは何かあるのかな?」と思いながら、その都度軽く寄り道。
陽射しが弱い時には、南側斜面に出て富士と河口湖を眺めながら、のんびりしたくなるようなところです。
アヤメが1つだけポツンと咲いていました。
眼下の眺め。
新道峠に出ました・・・・ここからも大石方面に下れます。
中藤(ナカットウ)山を通過した直後の南側斜面には日光キスゲがまとまって咲いていました。
ポツリポツリとは見かけていたものの思わぬ収穫です!
こちらは足元の様子。
殆どは変化の少ない稜線の道ですが、大岩の重なったところも出てきました・・・・この山のあたり(だったと思います!)
これは大石峠の手前にある不逢(アワズ)山近くから振り返って見たところ・・・・稜線で見ると目立つ山ですが、地図上に名前はありません。
その後すぐ大石峠に出ました。登山者が1人だけ休憩中。
我輩も座り込んでおにぎりを1個詰め込みました。
富士山がすっきり見えたら、さぞかし気分のいい草原でしょう。
ここからは植林帯の中を下る歩きやすい道が通じています。
こういう時、帰りのバス時刻を調べておくと、逆算して何時まで休憩していいかわかるのですが、残念ながら今日は(・・・・というか今日も)調べていません。
途中の水場で一杯。
林道に出ました。
大石プチペンション村のバス停もありそうですが、本数が少ないので河口湖畔通りまで歩いてバスを捕まえることにしました。
湖畔には歩道もあり「湖畔めぐりもマアマアだな?」とか水面を見ながら歩くうちに、バスにも乗らず河口湖大橋も渡って駅に着いてしまいました。
これは河口湖大橋の少し北側から見た黒岳。
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注.コースタイムの欄には、自然生活館までということにしておきました。
大石プチペンション村からの便は少ないので、湖畔の通りに出てレトロバスを拾うのがいいと思います。
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