2010年9月30日木曜日

鳳凰三山(2)南御室小屋~地蔵岳

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4時少し前に目が覚めたのでゆっくりと準備開始。
これは翌朝テントを撤収後、5時頃歩き始めた時の様子。

森の中はまだ暗いので電灯を点けて小屋の裏手斜面を登ります。道は雨水で掘られているようです。
背中のザックで携帯メールが鳴っています・・・・たぶんうちのカミサン。どうやらこの辺も電波は届くようです。
そろそろ稜線に出るかと思う頃になって、朝日が射してきました。
周りの木々はシラビソからダケカンバに変わってきます。

人の声がして砂払岳の稜線に出ると、視界が開けて白峰三山が現れました。
雲は多めですが、上の雲と下の雲の間に丁度良く三山の峰が並んでいるのに加えて、南部の荒川岳なども輪郭がはっきりと見えています・・・・一気に疲れが飛んでゆく思いです。

富士山も顔を出しています。

すぐそばに薬師岳(左手奥は観音岳)・・・・手前の窪んだところに薬師岳小屋があります。
ここに一泊して朝夕の散策をするというのは、許せないくらいの贅沢じゃないでしょうか。

薬師岳への緩い登りから振り返った眺め・・・・風化した花崗岩の白い稜線が広大な庭園のように拡がっています。

縦走路上には鉄パイプの山頂標識はあるものの、見たところ薬師岳の最高地点は少し外れたところにあるようなので一応往復。
山頂からは青木鉱泉に下る道が分岐しています。
薬師岳・観音岳間はほんの僅かに標高が下がりますが、殆ど気にならないような起伏でまさに稜線漫歩です。
薬師岳山頂付近から観音岳

一時的に白峰三山方面がすっかり雲に覆われて雨粒もポツリ!・・・・今日の出演はもうおしまいかと思いましたが、その後雲が晴れてからはずっと見え続けました。
観音岳山頂は大岩が積み重なったところで、甲斐駒が岳、地蔵岳なども視界に入ってきます。

代わりに間の岳以南の山々は北岳の後ろに少しずつ隠れて行きます。

ここでも軽く食事休憩・・・・せっかくの最高点なので無理にでも一休み。
それにしてもこの山塊を三山と呼ぶのは、改めて首をかしげたくなる気分・・・・どうせなら太っ腹に赤抜沢ノ頭と高嶺も仲間に入れて五山にするとか?
観音岳からの下りは急傾斜もあって標高差が大きいせいか、そのぶん赤抜沢ノ頭への登りもやや厳しいところ。
縦走路全体を通じて、この辺が最も白い斜面の拡がっているところでしょう。
赤抜沢ノ頭に到着。地蔵岳オベリスクの山頂には人が立っているようです。

ザックを置いて地蔵岳を往復してみることにしました。
もうちょっとアップで

我輩が登ったのは頂上にドーンと乗っている大岩の根元あたりまで。
この先にザイルが通してあって(この時だけ?)、腕力のある人ならば上に行けるようです。
見上げていると、あまり岩慣れしているとは思えない人が下ってきますが、やはり見た目の通り足がかりは少なそうです。
さらにアップ・・・・というか、近づいてパチリ。

直下から見ると最後の大岩が短く見えますが実際は長いはず。割れ目の部分にザイルが掛けられていて、よじ登っている人が見えます。
賽の河原で休憩している人達の多くはザック持参しているところを見ると、高嶺方面に向かう人よりも鳳凰小屋方面に下る人の方が多そうです。

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