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---------------[標高] 2077メートル
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[標準コースタイム]
丹波-(1:40)-サヲウラ峠(サオラ峠)-(0:50)-熊倉山(火打岩)-(1:10)-前飛竜-(0:40)-飛竜-(0:30)-前飛竜-(0:50)-熊倉山-(0:40)-サヲウラ峠-(1:00)-丹波バス停
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[実際の時刻]
丹波(6:00)-サヲウラ峠(8:25)-熊倉山(火打岩)(9:10)-前飛竜(10:25)-飛竜権現(禿岩で昼食)(11:10)-飛竜(12:10)-前飛竜(13:10)-サヲウラ峠(14:50)-丹波バス停(16:00)
丹波のバス停からさらに奥へ(大菩薩方面へ)行くとサヲウラ峠への案内があって右へ。
舗装された小路を登り始めます。
今朝の丹波山は霧がかかって見ごたえのある山里の景色が展開しています。
携帯は通じるので、今のうちに我輩の居場所と今日の予定を自宅にメール。
熊・鹿よけの扉を3つくらい(?)くぐります。
電気も通せるようです(・・・・今は通ってない)
流れの無い小さな堰堤の上を渡り樹林帯に入ります。
倒木の目立つ植林帯で、あまり手入れされていないような・・・・。
この標識のあたりから尾根に乗る感じでしょうか?
その後はつづら折れの道がサヲウラ峠まで続きます。
サヲウラ峠は十字路になっていて、三条の湯からの道が合流します。
この先、熊倉山までは広い尾根道で大木混じりの整った美林が続きます・・・・傾斜は緩やかで如何にも山のサチが多そうな!
解りにくい画像ですが熊倉山
左には大菩薩嶺、右には雲取山が樹間から見え隠れしています。
熊倉山を過ぎると少し下って、笹の立ち枯れが目立つ道となります。
湿気の多い地面です。
前方に前飛竜の一部かと思われる山が見えてくると、間もなく急斜面の始まり。
傾斜が急なだけに樹林が切れた岩がちの斜面からの眺望は見事です。
三頭山方面(左奥に御前山と大岳山)
雲取山
急斜面を登り切ったここは前飛竜の一角でしょう・・・・一休み。
このへんから石楠花が沢山出てくるようになりました。
さらに高いピークがすぐ先に見えているので、そっちが前飛竜山頂かと思って進むと、最高点は通らず巻いてしまうようです・・・・たぶん道は前飛竜の山頂を踏んでいません。
下りとなって、穏やかな笹原を通過した後、飛竜本峰の登りに転じます。
奥秩父縦走路に交差しました。小さな石の祠があります(飛竜権現)
飛竜山頂は縦走路を横断してまっすぐ登りますが、その前に眺めの良い禿岩に立ち寄って食事(縦走路を左へ)
禿岩・・・・もう少しいい名前が浮かばなかったんでしょうか・・・・カッコイー場所なんですが!・・・・は西に突き出た露岩があって奥秩父の山々を一望できます。
大菩薩連嶺方面
和名倉山(白石山)方面
今、越えてきた前飛竜・・・・先ほど一休みしたところはたぶん右端のあたりでしょう。最奥に見える繋がりは丹沢。
国師岳、雁坂嶺、唐松尾山方面や南アルプスの3000メートル峰の繋がりも良く見えていました。
食事休憩の後に飛竜山頂へ・・・・石楠花の道を進みます。
飛竜の山頂付近は広く、緩やかな傾斜が続いています。
山頂・・・・木々に囲まれて眺めはありません。
飛竜は今回が3度目・・・・最初は雲取山から、次は将監峠側から、今回は丹波山から・・・・どこから登っても期待を裏切らない山です。
帰りは来た道をそのまま戻りました。
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このコースは、地図やガイドブックを見比べて以前から気になる点がありました。
丹波からサヲウラ峠までの登りにかかる時間が、ものによってかなり違っています。
登り 下り
a.新しい地図 1:40 1:00 2007年の地図
b.古い地図 2:30 1:20 1998年
c.ガイドブック 2:30 1:30 2000年頃
d.今回のタイム 2:25 1:10
普通の登山道では、登り・下りの時間差は上記a くらいの値が多いでしょう。
b,cの場合、以前に「こんなに差があるのだろうか?」と自分でも疑問を持ちましたが、実際の今回のタイムはb,cに近くなりました。
我輩の推理(?)では以下のことが原因かと思います。
1.道は段差が殆ど無く、傾斜はかなりあるので、下りは自然と小走りに近い歩行になりがち。
2.さらにつづら折れの「折れから折れの間隔」が長めに取られているため、一気に下降が可能。
3.今回の荷物はいつもより少し多め(重い)・・・・特に登りでペースが遅くなる。
登り 1:40 というのは相当速いペースかと思います。
荷物の重量が大きく影響するコースかもしれません。
・・・・ついでにもうひとこと
飛竜権現~飛竜山頂までも古いガイドでは20分、戻りは15分とあり、意外に無視できない時間です。
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