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[標高] 2031メートル-----
[標準コースタイム]
徳和-(0:20)-登山口-(1:40)-国師が原-(0:45)-扇平-(1:10)-山頂-(0:40)-扇平(道満尾根分岐)-(0:30)-大平分岐(1:10)-徳和峠-(0:15)-徳和
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[実際の時刻]
徳和(7:10)-登山口(7:30)-錦晶水(8:40)-国師が原(8:55)-扇平(9:35)-山頂(10:45)-扇平(12:10)-大平分岐(12:55)-道満山(13:35)-徳和峠(14:30)-徳和
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雁坂みち(140号)から徳和方面に入り、坂道を登って行くとバス停の少し上に駐車場があります。
30台くらい駐車可ですが、到着時には3台、山から下りてきた時はほぼ満車でした
コンビニで買っておいたおにぎり・サンドイッチで軽く腹ごしらえ。
徳和川沿いに歩き出して魚の養殖場などを通過。
川に沿って先まで散策路もあり「徳和渓谷」と名前が付いているようです。
20分ほどで大きな案内板のある登山口に着。
まだ薄暗い植林帯を登り始めます。
銀晶水という最初の水場は素通りしました。
「駒止め」とか名前の付いた場所も通りますが、特に目立つものはありません。
カラマツが多くなってきます・・・・既に紅葉が終わり葉を落とした樹間からは、周囲の稜線も良く見えています。
傾斜が増して、ゴロゴロと石が積み重なった場所を通過したりしますが、急登というほどでも無く、やがて
錦晶水に到着・・・・ここで空のペットボトルを取り出して水を補給。
家から持参したよりおいしい水です。
錦晶水付近のカラマツ
前回来たのは文化の日で、紅葉も少し残っていたので、カラマツの葉がサラサラと降っていたのを思い出しました。
その後すぐ傾斜が緩やかになり国師が原に出ると、乾徳山が良く見えています。
(登山道の)十字路があり、右に道満尾根・大平牧場方向、左に高原ヒュッテ方向を分けて直進。
乾徳山は徳和の登山口から国師が原までと、その後山頂までの所要時間は同じくらいですが、内容としてはここまでが前座でこれからが本番というところでしょうか・・・・前半から後半への変化が大きい!
すっかり日当たりが良くなって、白樺混じりの林を通過し、ススキの斜面を登ります。
「月見岩」というやや目立つ岩まで来ると再び道満尾根方向への道を分けます。
お天気は下り坂のはずですが、今のところ快晴でこちらの上空は雲1つ無し。
富士山方面が霞んでいるところを見ると、やはり今後崩れるということでしょうか。
さらに少し登って扇平の標識がある付近からは、北側に奥秩父縦走路が見えてきます。
破風山、雁坂嶺、飛竜山や奥多摩の山など。
ススキの原を過ぎて再び森の中へ。
岩混じりの急傾斜を登って、一気に高度を稼ぎます。
南側は急角度で落ちているので眺めも見事です。
主な鎖場は2つあり、これはその1つ目。
足がかりは沢山あり、傾斜も緩いところがあって、鎖無しでも登れそうです。
これを登って西側に廻りこむと、南面よりもさらに切れ落ちて断崖絶壁が繋がり、山頂部の岩塊も見えてきます。
山頂近くには2番目の鎖場が小さく見えています・・・・写真では距離がありそうですが、もうほんの一息。
次の鎖場は岩が滑らかで傾斜も急になり、先ほどより腕力・脚力が必要・・・・鎖自体は固定されていないので、体が振られないよう注意。
ここは一人ずつ登るので、グループが続くと順番待ちになりますが、我輩が鎖場の根元に来た時には既にうちの息子殿がよじ登っていました。
右のほうには梯子を使う迂回路もあります。
これを登りきるとすぐ山頂。
見ての通り岩だらけですが、幾つかの小グループが休憩するくらいの場所はあります。
我々も近くの岩に座って食事休憩。
間近には黒金山が大きく見え、その右奥には甲武信岳、破風山、雁坂嶺。
黒金山の左には国師岳。
左のはずれのほうには小さく金峰山の五丈石も確認できます。
奥多摩方面の雲取山や三頭山も見えて360度の展望ですが、今日は大菩薩連嶺の南側から富士山方面は霞んでいます。
下りは先ほどの鎖場の迂回路を通って戻り、扇平から道満尾根に向かいました。
やはり人気の高い山のようで、登ってくる人とのすれ違いが頻繁です。
道満尾根はごく普通の山道という感じ・・・・途中で国師が原から大平牧場間へ向かう道を横切ります。
写真右上から下ってきたところ。左奥へ向かうと国師が原へ。
最近は大平に下りる人も多いとか。
一部にはおち葉が相当積もっていて地面が見えず、慎重に足を下ろすところもあります。
さらに下ってガードレールの付いた車道。
「熊」の看板が大きい!・・・・ねんのため鈴を鳴らすことにしました。
このへんから松林になり、やがて道満山に到着。
標識が折れて倒れていたのを立て直してパチリ!
淡々と下って徳和峠・・・・ここから駐車場までは舗装道路です。
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