2020/08/11
[標準コースタイム]
山王峠(駐車地点)-(1:20)-山王帽子山-(1:00:)-ハガタテ薙分岐-(1:00)-小太郎山-(0:30)-太郎山-(0:25)-小太郎山-(0:40)-ハガタテ薙分岐-(1:00)-山王帽子山-(0:55)-山王峠 (山王峠から往復)
[標高] 太郎山2368m、小太郎山2328m、山王帽子山2077m
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山王峠近くの道路沿いのスペースに駐車しました。
太郎山の登り口は山王峠よりも少し南で、山王林道沿いに案内が出ています。
朝7時くらいだったので、登山道に入ると朝露でズボンがびしょ濡れです。
ダケカンバの白い木立が目立つ笹の斜面を過ぎると、コメツガなどが増えてきて深山らしい雰囲気になります。
山王帽子山の西側を登るので、朝日は殆ど遮られてあたりはかなり暗め。
段差の大きい箇所が多くあり、ほとんど登り尽くしの急斜面です。
頂上近くになると傾斜が緩んで明るく開け、背後には日光白根山の溶岩ドームが顔を出します。
中央の山肌の露出したピークは金精山・・・・この下に金精トンネルが通っています。
山王帽子山に到着
南側には富士山のような男体山。
山頂を越えて東へ下り始めると大真名子山も見え、さらに正面間近に太郎山が見えてきます。
太郎山頂は左奥ですが、その前に右側手前の小太郎を越えます。
小太郎まで登ってしまえば、太郎山頂まで大きなアップダウンはありません。
この先、やや道のわかりにくい樹林帯の下りを通過した後、傾斜が緩んで気持ち良い笹原になります。
多分このへんが山王帽子山と小太郎山の最低鞍部でしょう。
小太郎山への登り開始。
標高が上がると、見ごたえのある眺めは増えますが、体力的には山王峠から山王帽子山への登りを再度繰り返すようなイメージです。
手持ちの地図を見ても同じくらいの所要時間で、すでにひと山越えてきているので、寧ろこちらの方が大変!
ハガタテ薙分岐を通過
「ハガタテ薙」との表示は無いものの、以前は太郎山へのメインルートだったところ。
この道が通行不可になったので、山王峠から登るようになったのでしょう。
深山の雰囲気が漂う道。
小太郎山頂に近づくと明るい斜面となり、シラカバやダケカンバが目立ちます。
根名草山や尾瀬の燧ケ岳も視界に入ってきます。
小太郎山到着・・・・背後は太郎山
太郎山頂方面以外はほぼ全方向見えます。
男体山と中禅寺湖
良く見ると、富士山もうっすら・・・・
戦場ヶ原、奥には足尾の皇海山
太郎方面に向かうとすぐに岩の痩せ尾根を通過します(非常に短い区間)
これは痩せ尾根を越えたところからの小太郎山頂
この先は山頂まで平和な道
太郎に近づくと、眼下に火口原(お花畑)が・・・・
地図には「お花畑」とありますが、花は殆ど無し。
背後は、右から大真名子山、小真名子山、女峰山
女峰方面は手前に帝釈山がかぶっているため、双耳峰のように見えています。
シャクナゲに囲まれた道
山頂のすぐ手前で新薙への道が分岐
到着
手持ちの地図で確認すると、日光表連山の中では小真名子山が一番距離が近く、写真では大きめに感じます。
逆に一番遠く見えるのは女峰・・・・手前に帝釈が重なっているので、それを考慮すればダントツに遠く感じられますが、実は地図で確認すると男体山の方が遠くにあるようです・・・・男体山はやはり大きい!
こちらはアップで手前に小太郎、背後に足尾の皇海山と左に袈裟丸山
日光白根を背後に、手前下方には山王帽子山
尾瀬の燧ケ岳方面
適当な岩に座って昼食
太郎山は今回で4回目・・・・やっとお天気に恵まれました。
過去3回はいずれも新薙を下っていますが、光徳方面に戻るには、長い裏男体林道を歩くので時間がかかります。
今回は来た道を戻りました。
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*写真の一部は見やすさ(太陽の位置など)の関係で復路で撮影したものを使用しています。
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